2016/03/31

FATBIKEタイヤ図鑑

FATTIREがだいぶ溜まって来ましたので、並べてみました。
リムはROLLING DARRYL、空気圧は1barです。
重量は実測ですが、タイヤが太いせいか、精度が悪いのか100g位バラツキが有りますので参考程度で。

クロカン系
転がり抵抗が小さく夏冬兼用で使えるタイプ。
45NRTH HUSKER DU 120tpi 1240g wide 92㎜
ブロックは転がり重視で、柔らかめのコンパウンドでグリップを稼ぎますが、センターから2・3列目が一方向に並んでるので、雪上でのコーナーリングで抜けやすい角度があります。
完全に夏用かな。

Panaracer FatBnimble 120tpi 1260g wide 95㎜
HUSKER DUとパターンが似てますが此方の方がコーナーリンググリップがあってバランスが良く夏冬とも扱いやすい。
コンパウンドは硬めですが、転がり抵抗は少し高めです。

KENDA JUGGERNAUT PRO 120tpi 900g wide 98㎜
まだ乗ってません。 去年のレビューなどを見ると700g台もあるけど、今年から少し重くなったのか個体差なのか、900g弱の重量でした。


スパイクタイヤ
ファットタイヤのスパイクはピン以外の接地部分が広くてピンが余り氷に食い込みまずいまいち。
もちろん無いより良いし、街乗りでは絶対必要です。
レースでは安定性があるので転びにくいけど曲がらない状態になります。
あと氷の上に雪やシャーベットが乗ってると普通のMTBスパイクより弱いです。
45NRTH DILLINGER Stud 120tpi 1360g wide 96㎜
        Studdles 120tpi 1360g
        Stud 27tpi 1660g
スタットの重さは50個で11~12g 全部で240個なんで50~60g以前は軽量化の為にピンを間引きしてましたが、誤差の範囲ですね。
このタイヤはピン無しもグリップ力が有り、転がり抵抗も低くすごく良いタイヤなんですが、お値段が高くとても夏に履く気にはならないです。

45NRTH DILLINGER5 120tpi 1560g wide 108㎜
ただ太くなっただけで無く、ブロックの形状やピンが違います。
特にピンはマカロニピンみたく凹型になってます。
正直あまり必要ないタイヤだったかな、5inタイヤとスパイクの両方が必要な場面が少ない、冬場のシーズンこれ一本でどこでも行く人には良いかも。


深雪系
除雪や圧雪されて無い雪上をグイグイ行きたい方用、もちろん限界もありますが、ゲレンデなどは余裕で走れます。

45NRTH VANHELGA 60tpi 1340g wide 100㎜
ブロックにサイプが入っていて、完全に夏用ドライDHタイヤな感じ、雪の上もキチンと走りますが強烈なインパクトは無いバランス型。

45NRTH FLOWBEIST 120tpi 1420g wide 105㎜
フロント専用タイヤ、雪が詰まらないようにブロック間隔が広めで、コーナーリンググリップよりも直進安定性と転がり抵抗低減を重視してる感じ。

45NRTH DUNDERBEIST 120tpi 1460g 110㎜
リア専用タイヤ、雪の詰まりにくさとトラクション重視、逆向きに履かせなくても十分グリップします。
横方向は考えて無いように見えますが、このタイヤが必要な場面では前に進むことが横滑り防止になります。
フロントとセットでごついブロックしてますが、クロカンタイヤで、4.6インチという微妙なサイズでBeargreaese carbonにギリギリ収まるのがいい。

SURLY BUD 120tpi 1520g 115㎜
フロント専用、リア用がLOU、フロントは縦にリアは横方向に極端なブロックパターン。
深い雪では太さとブロックパターンで、圧雪ではコンパウンドの柔らかさで最高のグリップを稼ぎますが、固い路面ではチョットよれます。
走りは重いです、スピードなど気にせず低いギアでゴロゴロと進んでいきましょう。

SURLY NATE
5インチタイヤが入るバイクを持っていないので、LOUの代わりに使ってましたが、この組合せはいまいちで抵抗の大きなBUDを押し切れず、スリップしてしまいます。
前後NATEならバランスの良いタイヤですが、値段を考えると最近色々と新しいタイヤが出て来ましたんでね。

2016/03/20

もうそろそろ土の上走ります。

3連休ですけど、休みは日曜日しか無いので、オーバーホールでばらしてたFOES・MUTZを慌て組立。
Blutoの中身 右側のロットの先がリバウンド、ショボイ作りです。
隣がコンプレッションのモーションコントロール、相変わらずプラスチックの筒の意味が不明。
左がエアーピストン、ソロエアーも構造はデュアルエアーと一緒。

エアー側ロットの底にバルブが付いてます。
ポジ側のエアーが漏れてネガティブ側がパンパンに成った時はこれをプシュとやるとその場しのぎですが、ばらさなくても何とかなりそうです。
ここからエアーを入れればデュアルエアーになる?

リアユニットはここまで、古いタイプのエアスペーサーは緩くて使えませんでした。


フレームの構造は以前乗っていたFXRと同じ、メインピボットのベアリングが少々傷んでました。

E山は雪は殆ど無し、久しぶりの土の上の下りは、スピードが出て怖いです。

2016/03/06

セキスイハイムスタジアムカップ

写真は頂ものです。(田中さんありがとうございます)

このレースは苦手です、去年・一昨年の様にテカテカの氷でもスパイクが刺さらないが、今回みたいなシャーベットでもタイトコーナーが曲らない。
これがFATBIKEのせいなのか自分のバイクの問題なのか?
試乗車のCannondaleにでも乗って比べてみれば良かったです。

しかし今回最大のミスはタイヤ選択、この路面に対してスパイクタイヤが重すぎ、普通のブロックタイヤでも滑って無かったみたいだし、負荷が大きくて最後の30分は本当に進まなかった。